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事業紹介

プロダクト紹介

これまでに開発してまいりましたプロダクトおよび現在取り組んでいるテーマの一部をご紹介いたします。

株式

株式運用モデル
日本の株式市場は投資家層の変化(ネット経由の個人投資家や海外投資家の参加)やインフラの高度化による取引手法の拡大(高頻度取引やテキスト情報の利用)など、時間の経過とともに様々な新しい要因が影響を与えるようになってきており、過去の分析が陳腐化するスピードも速まっております。
そのような状況で安定したパフォーマンスを獲得するためには、常に一歩先を行く理論やモデルの開発を行い、想定されるリスク事象をコントロールしつつ高い期待リターンを実現する戦略が求められます。
MTECでは、企業の株価のみならず、会計の質や経営の質なども考慮した企業価値評価モデルやポートフォリオを効率的に構築するための最適化モデルを開発し、継続的に改良を施しております。
また、海外市場の分析も積極的に進めております。

債券

債券運用モデル
債券運用においては、各種債券に内包される様々なリスクをコントロールしつつ、高い期待リターンを追求する戦略の構築が求められます。
近年では、発行体のデフォルトリスクを含む社債、消費者物価指数の変動リスクを含む物価連動国債、住宅ローンの期限前償還リスクを内包するRMBSなど、運用対象の多様化が進んでおり、伝統的な債券評価理論に加えて様々な派生証券評価理論の応用が必要とされております。また外国債券の運用においては、為替変動リスクのモデル化とカントリーアロケーションが、大きな研究領域を形成しております。
MTECでは、金融理論、統計的手法、ソフトウェア技術等を結集し、債券の運用を支援するための様々なツールを開発しております。

マルチアセット

マルチアセット運用モデル
特徴の異なる複数資産を組み合わせるマルチアセット運用は、単一資産の運用と比較して、安定したパフォーマンスを得やすいと考えられます。
特に債券や現金などリスク水準の比較的低い資産を組み入れることで、下方リスクの抑制を意識した運用が可能になり、TOPIXのようなベンチマークに連動する運用とは異なるパフォーマンスを望むお客様のニーズに応えるファンドを提供できるようになりました。
今後も新たな資産の組み入れやダイナミックなアセットアロケーション手法を研究することで、様々なニーズに対応できるファンドを提供したいと考えております。

リスク管理

市場/信用/オペレーショナルリスク管理モデル
ブラック・マンデー/アジア通貨危機などの市場リスク、バブル崩壊による不良債権増加などの信用リスク、システム障害や誤発注などのオペレーショナルリスク、さらにはリーマン危機による流動性リスクや金融システムに影響を与えるシステミックリスクなど、金融機関は様々なリスクに晒されています。
MTECにおいては、これらのリスクについて理論面の研究を行うと同時に、モデルの開発・高度化を進めております。例えば、金融機関ごとに異なると思われる預金者の行動に一定の仮定を置いて定期預金の解約率を推定するモデルや遺伝的アルゴリズムを応用した格付スコアリング手法の研究を行いました。また、各々のモデルから算出されるリスクを合算する統合リスク手法やストレスシナリオを加えた場合のリスクも計測できるようなシミュレーション手法についても取り組んでいるところです。
今後も新たな商品や取引手法の登場、経験したことのないイベントの発生、規制(ルール)の変更を想定して、継続的に理論の構築やモデルの開発を進めてまいります。

デリバティブ評価

デリバィブ評価モデル
デリバティブ商品の多くは相対取引であり、適切な時価を知ることは難しいため、市場で観測されるデータと理論的なモデルを用いて評価する必要があります。しかし、モデルによって算出される評価額が異なることがあり(例えばBlack-scholesモデルでは市場で観測される価格に合わせるためにボラティリティスマイルという調整が必要なこともある)、データやモデルの妥当性を検証することも重要な意味を持っています。
MTECにおいては、価格評価モデルの理論的研究を行うと同時に、市場データと整合的になるようなモデル拡張やパラメータ推定方法の高度化に努めております。また、計算負荷を減らすために精度の高い近似手法についても研究しており、効率的で利便性の高いツールの提供を目指しております。
リーマン危機後に強く意識され始めたカウンターパーティリスクの評価など、今後も新たな商品や市場の変化、規制(ルール)の変更を想定して、継続的に理論の構築やモデルの開発を進めてまいります。