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経営理念

「金融における理論と実務の融合」

1 お客さまの期待を超えるクオリティの提供 Quality

常にお客さまのためにベストを尽くし、期待を超えるクオリティのソリューションを提供することにより、真に信頼される存在であり続けます。

2 先進的な金融・投資技術のあくなき追求 Challenge

理論と実務の融合による新たな価値創造に向け、デジタル技術の進歩を取り入れ、先進的な金融・投資技術を追求します。

3 専門性・プロフェッショナリズムとチームワークの発揮 Professionalism & Team Work

一人ひとりのプロフェッショナルが互いの多様性を尊重し、自由闊達なディスカッションを通じてチームワークを強めることで、組織として個々の和を超える相乗効果を発揮します。

4 付加価値の創出に繋がるグローバルネットワークの構築 Global Network

常にグローバルな視点で時代の潮流を捉え、学界や研究機関、先進技術を有する企業とのネットワークを積極的に構築し、付加価値の創出に活用します。

5 多様な機会を活かした社員一人ひとりの成長 Opportunities to Grow

社員一人ひとりが主体的に新たな領域に挑戦し能力発揮するために、多様な自己研鑽の機会を活かして自律的・継続的に成長します。

当社は三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、MUFGグループの経営ビジョンおよびMUFG行動規範に基づき活動しています。

目指す姿

私たちは、金融知識・理論をベースに数理科学と情報科学の技術を駆使し、金融・投資業務、リスクマネジメント業務で世界トップレベルの研究を行うとともに、金融コンサルティング業務、デジタルマーケティング業務など幅広い金融業務においても、総合金融グループMUFGの研究所として専門性を活かした価値ある成果を提供します。

私たちは、金融は現在と将来をつなぐ大切な役目を担っていると考えており、不確実な将来に起きる事象を如何に想定して備えるかが最も重要な課題と認識しています。
そのために、大量かつ多様なデータを集め、限界まで早く・深く・正確に分析し、クオンツ的なアプローチを用いて困難な将来事象のモデル化に挑戦します。

私たちは、お客さまとアカデミックの双方を自由に往来できる環境を活かし、これまで積み重ねてきた知見にアカデミックにおける先端的研究・技術を加えることで、お客さまの期待を超える真に役立つソリューションを提供します。また、海外の学界や研究機関、先進技術を有する企業とのネットワークを積極的に構築し、更なる付加価値の創出に活用します。

ビジネスモデルイメージ

当社の強み

私たちは、ヒューマンリソース、金融理論・実務知識、分析・解析スキル、情報・インフラ技術、それらを支える適切な研究運営体制を強みとして、高い研究成果を実現しています。

当社の強みイメージ

ヒューマンリソース – Human Resources

経済・商学、数学・物理、統計・OR、(行動)ファイナンス、情報処理(CS)、データサイエンス等、多様な専門性・バックグラウンドを持った人材の集合体であり、個・組織として総合力を発揮しています。

金融理論・実務知識 – Financial Theories and Business Knowledge

設立後30年にわたって金融工学を中心とした金融現場に活かす研究に取り組んできており、伝統的な金融理論に精通することに加え、実践的な業務知識・課題の十分な理解を基に成果をあげることが、社内のDNAとして深く浸透しています。

分析・解析スキル – Data Analytics

数理・統計等基本的な分析・解析のみならず、AI・機械学習・テキストマイニング等データドリブン型分析手法をいち早く取り入れた研究や、最新の分析・解析ノウハウ獲得のため国内外大学・研究機関等との情報交換・人材交流・共同研究等連携も積極的に行っています。

情報・インフラ技術 – Information Technology

多様なデータ(ビッグデータ)の量と質を確保するとともに、データから必要な情報を抽出するための処理環境(クラウド、高速演算処理など)の整備を進めており、必要に応じて最先端のICT技術を取り入れた新たなソリューションに関するPoC(概念検証)等も積極的に実施しています。

研究運営体制 – Structure

研究の進め方には、お客さまからの「委託研究」と、当社として近い将来必要となると考える中長期的「戦略的研究」があります。
「戦略的研究」は先進的でかなりチャレンジングなテーマであり、「トライ&エラーの繰り返し」が必要になりますが、研究者としてのモチベーション向上、技術力・研究力の向上、お客さまとの研究テーマの将来的なシードとして大いに役立っています。
私たちはこれらの研究課題についてチームを編成して対応し、個人の能力の和を超える相乗効果が発揮されることを期待しています。また、進捗状況に応じて複数回の社内での「レビュー会議」が開催され、直接その課題に携わっていない研究員も含め活発な意見交換、アイデア創出が行われています。