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論文/ワーキングペーパー(2013年)

研究員が執筆した論文・ワーキングペーパーをご紹介いたします。

著者 山本 零(MTEC)
タイトル 「取引コストを考慮した最適資産配分問題-DFO手法を用いた最適乖離許容領域の決定」(共著者: 枇々木規雄(慶應義塾大学)・田辺隆人(数理システム)・今井義弥(数理システム)), Transactions of the Operations Research Society of Japan, Vol.57, 2014, pp. 1-26
要旨

取引コストを考慮して,リバランスをしない最適な乖離許容領域の決定とリバランス戦略を求める問題に対し,様々な理論的研究が行われている.これらの研究は主に連続時間モデルで特異的確率制御問題として取り扱われる.それに対して,本研究では,非線形計画問題を解くための最適化手法である DFO(derivative free optimization) 手法を用いて,有限期間・離散時間のもとでの乖離許容領域の決定方法を提案する. 具体的には,モンテカルロ・シミュレーションで収益率分布を記述し,時間に依存する乖離許容境界へリバランスをする戦略のもとで目的関数値 (コスト関数) を最小化する乖離許容境界関数のパラメータを表す変数の最適解を求める. 本研究で対象とする問題のタイプは乖離許容領域内ではリバランスをせずに,境界を越えたならばリバランスをするというルールのため,通常の数理計画法では解きにくい.その一方で,変数の数が少なくて済み,計算精度の要求がそれほど厳しくないため,DFO 手法と相性のよい問題である.取引コストとトラッキング・エラーのトレードオフを考慮した Leland[7] のタイプの問題に対して,DFO モデルの有用性を検証する.リスク資産が 1 個と 2 個の場合について,Leland[7] と同じパラメータを用いて,無限期間・連続時間のもとでの解析解とも比較する.有限期間・離散時間の DFO 解は,有限期間の満期が近づくほど,乖離許容境界は政策ポートフォリオから離れていく (乖離許容領域が大きくなる) こと,離散時間における時間間隔が長くなるにつれて,乖離許容境界が政策ポートフォリオに近づくことが分かった.また,いくつかのパラメータに対する感度分析も行い,モデルの特徴を明らかにすることができた.さらに,モデルを簡略化することによって,目的関数値の劣化を避けながら,計算時間を約 30%高速化することができた.

発表年月日/掲載誌 2013.11
著者 Toshihiro Yamada(MTEC)
タイトル "Strong Convergence for Euler-Maruyama and Milstein Schemes with Asymptotic Method," co-author with Hideyuki Tanaka(Ritsumeikan University), International Journal of Theoretical and Applied Finance, forthcoming
発表年月日/掲載誌 2013.10
著者 川口 宗紀(MTEC)
タイトル 「母体財務への影響を考慮した年金資産運用」(共著者: 枇々木規雄(慶應義塾大学), 日本保険・年金リスク学会誌, forthcoming
発表年月日/掲載誌 2013.09
著者 Kenichi Sato(MTEC)
タイトル "An Analytical Evaluation Method of the Operational Risk Using Fast Wavelet Expansion Techniques," co-author with Kensuke Ishitani(Tokyo Metropolitan University), Asia-Pacific Financial Markets Volume 20, Issue 3, pp 283-309
発表年月日/掲載誌 2013.09
著者 Toshihiro Yamada(MTEC)
タイトル "A Semi-group Expansion for Pricing Barrier Options," co-author with Takashi Kato(Osaka University), Akihiko Takahashi(The University of Tokyo), Working Paper
発表年月日/掲載誌 2013.06
著者 Shintaro Suda(MTEC)
タイトル "Discrete Malliavin calculus and computations of greeks in the binomial tree," co-author with Yoshifumi Muroi(Tohoku University) , European Journal of Operational Research, Volume 231, Issue 2, 1 December 2013, Pages 349-361
発表年月日/掲載誌 2013.06
著者 Shintaro Suda(MTEC)
タイトル "Computation of Greeks using binomial tree," co-author with Yoshifumi Muroi(Tohoku University) , Working Paper
発表年月日/掲載誌 2013.04
著者 Rei Yamamoto(MTEC)
タイトル "Rebalance Schedule Optimization of a Large Scale Portfolio under Transaction Cost," co-author with Hiroshi Konno(Chuo University), Journal of the Operations Research Society of Japan, Vol. 56, No. 1, 2013, pp. 26-37
発表年月日/掲載誌 2013.04
著者 Toshihiro Yamada(MTEC)
タイトル "An Asymptotic Expansion Formula for Up-and-Out Barrier Option Price under Stochastic Volatility Model," co-author with Takashi Kato(Osaka University), Akihiko Takahashi(The University of Tokyo), JSIAM Letters Vol.5(2013) pp.17-20
発表年月日/掲載誌 2013.01
著者 Toshihiro Yamada(MTEC)
タイトル "An Asymptotic Expansion for Forward-Backward SDEs: A Malliavin Caluclus Approach," co-author with Akihiko Takahashi(The University of Tokyo), Working Paper
発表年月日/掲載誌 2013.09